どんなことでも「いやだ、いやだ」と言う女の子がいました。
名前は やーだちゃん。 お母さんが、おいしいごはんを作ってくれても…
「いやだ」 お友だちが「いっしょにあそぼう!」と言っても…
「いやだ」 おふろもいやだ。
おそうじもいやだ。 それを見ていた お地蔵さま。
「やーだちゃん、いやだいやだって言わないでね」 けれども、やーだちゃんは…
「おじぞうさまも、いやだ!」 毎日「いやだ、いやだ」と言っていたら、どうなったと思いますか?なんと、まわりのお友だちにも「いやだ」がうつってしまったのです。 やーだちゃんの大好きなおかし。
「たくさん食べたいな」とお母さんに言うと… お母さんは「いやだいやだ!」 お友だちに「あそぼう」と言っても…
「いやだいやだ!」 おふろに入りたいとお願いしても…
「いやだいやだ!」 泣きそうなやーだちゃん。お母さんも友達もみんな「いやだ」と言っています。 「どうしよう…」と困っていると、またお地蔵さまがあらわれました。 「これからは『いいよ、いいよ』って言ってごらん。」 お地蔵さまがやさしく微笑み、手を合わせて教えてくれ