「こむちゃんせんせいからのおはなし」を公開しました
- 4月6日
- 読了時間: 2分
どんなことでも「いやだ、いやだ」と言う女の子がいました。 名前は やーだちゃん。
お母さんが、おいしいごはんを作ってくれても… 「いやだ」
お友だちが「いっしょにあそぼう!」と言っても… 「いやだ」
おふろもいやだ。 おそうじもいやだ。
それを見ていた お地蔵さま。 「やーだちゃん、いやだいやだって言わないでね」
けれども、やーだちゃんは… 「おじぞうさまも、いやだ!」
毎日「いやだ、いやだ」と言っていたら、どうなったと思いますか?なんと、まわりのお友だちにも「いやだ」がうつってしまったのです。
やーだちゃんの大好きなおかし。 「たくさん食べたいな」とお母さんに言うと…
お母さんは「いやだいやだ!」
お友だちに「あそぼう」と言っても… 「いやだいやだ!」
おふろに入りたいとお願いしても… 「いやだいやだ!」
泣きそうなやーだちゃん。お母さんも友達もみんな「いやだ」と言っています。
「どうしよう…」と困っていると、またお地蔵さまがあらわれました。
「これからは『いいよ、いいよ』って言ってごらん。」
お地蔵さまがやさしく微笑み、手を合わせて教えてくれました。
やーだちゃんは思いきって、言ってみました。
「いいよ、いいよ!」
すると… まわりのお友だちも「いいよ!」 お母さんも「いいよ!」
みんなの顔がぱっと明るくなり、笑顔で「いいよ」と言い合っています。
それからは、やーだちゃんの口から「いいよ」があふれるようになりました。
やさしく「いいよ」と言ってくれるやーだちゃん。 まわりもみんな「いいよ」と言ってくれるようになりました。
やーだちゃんは、とっても嬉しくなって、ニコニコ笑いました。

